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国立循環器病研究センターへの国内留学(今岡幸弘)

H25年卒の今岡幸弘です。
2023年10月から1年半、大阪吹田市の国立循環器病研究センターにて国内留学をさせて頂きましたので、ご報告させて頂きます。
今回私が所属していた部署は、飯原弘二院長が実働指揮をとられている「脳卒中・循環器病次世代医療研究部」です。研究室の常在メンバーは九州大学脳神経外科所属の連乃駿先生、京都大学工学部の渡辺翔吾先生と私の3名で、小規模で風通しの良い研究室でした。多忙な臨床生活から一変して、社会的な課題やニーズを分析し必要な施作をしっかり腰を据えて考える毎日となり、赴任当初は戸惑う部分もありました。ただ、連先生・渡辺先生のお人柄もあり、少しずつ頭を馴染ませていくことが出来ました。週に2回は飯原先生とのミーティングがあるのですが、そこに向けて研究室の3名で日々雑談を交えた意見交換・brain stormingを行い、思考を昇華させていく時間は実に心地よく、特に、同じ脳神経外科医であリますが、飯原先生・連先生・渡辺先生の日々の1つ1つのものごとへの解釈・洞察・大局観など肌で感じ、脳外科医として自身の価値観が変わるようなインパクトを受けました。
今回、人手不足の中にあって埼玉・大阪と国内留学へ快く送り出して頂き、武笠教授をはじめ医局長の篠島先生・黒田先生、また研究室を紹介下さった賀耒先生、ひいては熊本で日々診療に尽力頂いている同門の先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。これからまた学んできたことを熊本へ還元すべく自身にできることを探して参りますので、どうかご指導のほど宜しく御願い致します。


令和7年 新年会 福島の「くらむぽん お酒とそのおともだち」にて
右から連先生・飯原先生・盛田先生(三重大学)・渡辺先生